報徳学園 貫禄50点!WTB下村70メートル独走華麗トライ

[ 2018年12月31日 09:53 ]

第98回全国高校ラグビー第3日・2回戦   報徳学園50-29大阪朝鮮高 ( 2018年12月30日    東大阪市・花園ラグビー場 )

<報徳学園・大阪朝鮮>前半17分、報徳・下村がトライ(撮影・後藤 正志)
Photo By スポニチ

 昨年8強入りした報徳学園(兵庫)は、先制こそ許したが7トライを奪う大勝で大阪朝鮮高(大阪第2)を圧倒。Bシードの貫禄を見せた。

 WTB下村が磨き続けてきたプレーで花園を沸かせた。前半16分に自身花園初トライを奪った直後の同17分。自陣30メートル付近でボールをもらい相手DFに内への切れ込みを意識させながらタッチライン際を50メートル走6秒2の快速を生かし疾走。華麗なステップで2人をかわし右中間に70メートル独走トライを決めた。

 「(ボールをもらって)前を見た瞬間に行けると思った」

 小4時にラグビーを始めるきっかけとなった同学年でセブンズユース日本代表のFB山田を「雲の上の存在。尊敬している」と話す謙虚な人柄。悲願の初優勝に向け、ポイントゲッターはひたむきにトライを奪いにいく。

続きを表示

2018年12月31日のニュース