稀勢、18番15勝で稽古納め 来年向け「いい年にしたい」

[ 2018年12月31日 05:30 ]

高安(右)との稽古で汗を流す稀勢の里(撮影・郡司 修)
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 大相撲の横綱・稀勢の里(32=田子ノ浦部屋)が30日、稽古納めを行った。弟弟子の大関・高安との三番稽古では、右足から踏み込んで右上手を取りにいく相撲を繰り返した。まわしに手がかかるとすぐに前に出て18番で15勝3敗。「やりたいことはだいぶできてきている。もっともっと自分で求めてやっていきたい」と進退が懸かる初場所(来年1月13日初日、両国国技館)に向けて気を引き締めた。

 今年は皆勤が秋場所だけで「思い通りにいかなかった一年。いいことはほぼなかった」と辛酸をなめ続けた。それだけに「来年こそという感じでやる。いい年にしたい。自分次第だけど」。進退問題を乗り越え、完全復活を目指していく。

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2018年12月31日のニュース