井上 五輪へ4区のライバルけん制 元日実業団対抗駅伝

[ 2018年12月31日 05:30 ]

健闘を誓い合った(前列左から)服部勇馬、市田孝、市田宏(後列左から)谷川智浩、今井正人、中村匠吾、井上大仁                           
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 第63回全日本実業団対抗駅伝(1日号砲)の記者会見が30日、群馬県前橋市内で行われた。エース区間4区(22・4キロ)に登録されたアジア大会マラソン金メダルの井上大仁(25=MHPS)は「五輪に向けて探り合いも始まっている。ここで一発くさびを打ち込める走りをしたい」とマラソンのライバルたちをけん制。4区にはマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)出場権を獲得した中村匠吾(26=富士通)ら強力な同学年の選手がおり「勝ってインパクトを残せば強いというイメージを与えられる」と“前哨戦”の位置づけとした。

 ≪設楽、発熱で補欠≫マラソンの前日本記録保持者で前回大会2区区間賞の設楽悠太(27=ホンダ)が補欠に回った。大沢陽祐監督によると今月25日に39度の熱が出たといい、29日時点でも37度あった。検査した結果インフルエンザではないものの、万全とはほど遠い状態だという。前回2位で今大会で優勝を目指しているチームの誤算だけに、大沢監督は「大砲(設楽)がいないので全員で確実につなぎたい」と話した。

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2018年12月31日のニュース