川内優輝、来年3月地元「久喜マラソン」で公務員ラストラン

[ 2018年10月3日 18:08 ]

川内は今年の久喜マラソンでパンダの着ぐるみで激走した
Photo By スポニチ

 来年4月にプロに転向する男子マラソンの川内優輝(31=埼玉県庁)が地元で公務員ラストランに臨むことが3日、分かった。

 来年3月24日に川内が在住している埼玉県久喜市で行われる「久喜マラソン」のゲスト参加が決定。川内は同大会への思い入れが強く、過去にスーツ姿やパンダの着ぐるみで激走し、レース後は大勢のファンにサイン会も行っている。次の土日となる3月30、31日にレースを入れる予定はなく、「公務員として最後のレースになりますね」と明かした。

 川内はこの日、世界最高峰シリーズ「ワールド・マラソン・メジャーズ」のシカゴ・マラソン(7日、米イリノイ州シカゴ)に向けて成田空港から出発。今夏の猛暑で練習が思うように積めずにコンディションは万全でないが、1つでも上の順位を目指して駆ける。

 タイムを狙える状態には程遠くても、9月のベルリンで途中棄権に終わったプロランナー・神野大地の名前を出し、「神野君みたいな結果にはなりませんよ!」と吠えた。「結果が出なかったらボロクソに言われるのがプロ。私は今までアマチュアなのにボロクソに言われた。それだったらプロになってボロクソ言われた方がいい!」。既に高いプロ意識を持つ31歳は、地元でのレースを最後に“公務員の市民ランナー”に別れを告げる。

続きを表示

2018年10月3日のニュース