大坂、WTAファイナル出場が決定 日本人3人目「ワクワク」

[ 2018年10月3日 05:30 ]

女子シングルスで、3回戦進出を決めた大坂
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 大坂なおみ(20=日清食品)が初の最終戦出場を決めた。中国オープン初戦突破を受け2日、女子ツアーが発表した。21日開幕のWTAファイナル(シンガポール)は賞金総額700万ドル(約7億9600万円)で、年間成績上位8人が出場できるエリート大会。日本人では伊達公子、杉山愛に続いて15年ぶり3人目の出場を果たす。

 次々に夢をかなえる20歳がまた新たなゴールに到達した。1日までの結果で最終戦切符が確定。全米優勝後は「シンガポールには行きたい」と一番の目標に据え、すでに出場を決めていた世界1位のハレプ(ルーマニア)、同3位のケルバー(ドイツ)に続く3人目で出場権を獲得した。

 大坂はツアーを通じて「とてもハッピー。ファイナル出場は大きな成果。シンガポールに戻ってトップ選手たちと戦えるのはワクワクする」とコメントした。初出場だがシンガポールには縁がある。15年にファイナルと同時開催された若手4人による「WTAライジング・スターズ」で優勝。「自信を与えてくれた」と現在につながる一歩をしるした。

 錦織が14年に初出場し「大統領気分」と驚いたATPツアー・ファイナルの女子版で、華やかな演出も見逃せない。組み合わせ抽選などは五つ星ホテル「マリーナベイ・サンズ」が会場となり、有名アーティストもコンサートを行う。14年にはマライア・キャリー、今年はグラミー受賞歌手のジェイソン・ムラーズが登場する予定だ。

 3年ぶりのシンガポール行きを前に、2日の中国オープン2回戦では世界37位のダニエル・コリンズ(24=米国)に強さを見せつけた。開始直後の第1ゲームはミス連発でブレークされ、ラケットを投げ捨てるなどイライラ。しかし「強い気持ちが湧いて最後まで維持することができた」と12ゲーム連取で圧倒。トップ選手としての強さを示して3回戦に駒を進めた。

 ▽WTAファイナル 1972年に第1回大会が行われたトップ選手によるシーズン最終戦。年間成績のシングルス上位8人(ダブルスは8組)が出場。2組に分かれて1次リーグを行い、上位2選手が決勝トーナメントに進出する。近年は開催地がマドリード、ドーハ、イスタンブールと移り、14年からシンガポール、来年からは中国・深センで行われる。日本女子は伊達公子が94年から3年連続出場。16人によるトーナメントだった94年に4強入りしている。03年には杉山愛が出場した。

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