日大アメフト問題で教職員組合が声明文「社会的信用傷つけられた」組織改革求める

[ 2018年5月21日 20:25 ]

取材に応じる日本大教職員組合執行委員長の菊地香准教授
Photo By 共同

 アメリカンフットボールの日大の選手が悪質な反則行為で関学大の選手を負傷させた問題で、日大教職員組合が21日、声明文を発表。理事長と学長に対して第三者機関による徹底した真相究明、大学全組織の体質改善を求めた。

 文書2枚の声明文では今回の問題を「本学のイメージや社会的信用が深く傷つけられた」と批判。「被害者や関学アメフト部をはじめとする関係者に対して説明と謝罪、補償と再発防止に向けた取り組みを示さなければならない」と指摘した。

 早急に大学の社会的信用を回復するために理事長と学長に対して「第三者機関による徹底した真相究明」「パワーハラスメントを抑制する組織づくり」「批判を受け止め真摯に反省して人事及び人心を一新すること」などを要求した。

続きを表示

2018年5月21日のニュース