男子は川内弟・鮮輝、女子は荒川がV いわて奥州きらめきマラソン

[ 2018年5月21日 05:30 ]

フルマラソンの部男子総合を制した川内(左)とフルマラソンの部女子総合を制した荒川(撮影・郡司 修)
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 スポニチ創刊70周年記念「2018スポニチいわて奥州きらめきマラソン」が20日、岩手県奥州市の前沢いきいきスポーツランド発着のコースに4291人がエントリーして行われた。昨年から始まり、“全国ランニング大会100撰”にも選ばれた今大会。フルマラソン男子は川内鮮輝(よしき、27=Jaybird)が2時間23分57秒、女子は荒川典子(41)が2時間57分50秒で優勝した。03年世界陸上マラソン銅メダリストの千葉真子さん(41)がゲスト参加し、大会に花を添えた。)

 ≪フル男子≫ ボストンマラソン優勝の川内優輝の弟・鮮輝が、昨年2位のリベンジを果たした。自身4度目のフルマラソンVに「去年は悔しかった。優勝を狙っていたのでうれしい」と笑顔。現在は兄と練習を行っており「兄のスピードについていくことでタイムが伸ばせている。兄のおかげです」と感謝した。今後の目標は6月のサロマ湖100キロウルトラマラソンで4位以内に入り、日本代表に選ばれること。「このいい流れで臨みたい」と意気込んだ。

 ≪フル女子≫ 初出場の荒川が大会記録を10分4秒も更新する自己ベストの快走で自身フルマラソン初優勝を飾った。10キロすぎに飛び出し独走。札幌の銀行に勤める市民ランナーは「北海道にはない田園風景の中を走れて気持ち良かった。フルマラソンの優勝はうれしい」と笑顔を見せた。11年箱根駅伝の東洋大“山の神”柏原竜二氏の走りに魅了されて走り始めたという。今後は「さらにベストを更新したい」と意欲を見せた。

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2018年5月21日のニュース