どうしたUSA!平昌五輪で米国の獲得メダル数が激減

[ 2018年2月19日 11:00 ]

スノーボード男子ハーフパイプで優勝したホワイト(AP)
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 平昌五輪に参加している米国代表の獲得メダル数が予想をはるかに下回っている。

 大会10日目だった18日終了時点では「金5+銀3+銅2」で計10個で、メダル総数は日本(金2+銀5+銅3)と同じ。スノーボードのハーフパイプでは男子のショーン・ホワイト(31)と女子のクロエ・キム(17)が優勝したが、AP通信が大会前に報じたメダル獲得予想では10日目までに20個を獲得しているはずだった。

 AP通信のコラムニスト、ティム・ドールバーグ記者は国の人口とメダル獲得数を比べ「ノルウェー(18日時点で26個)は人口21万2000人に対して1個、しかし米国は3200万人で1個」と規模に見合わない?メダル獲得数を紹介。2016年だけで総額3億ドル(約318億円)以上を冬季五輪の強化費に投じながら“コスパ”に見合わない現段階の状況を伝えている。

 米国の冬季五輪過去4大会のメダル総数は34→25→37→28。大会はあと7日しか残されておらず、米国にとっては厳しい五輪となってきた。

 なお日本は目下、1270万人でメダル1個。ノルウェーほどではないが、米国よりはメダルの“人口比率”で上回っている。

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2018年2月19日のニュース