錦織 決勝逃す、昨年全米準Vアンダーソンと互角も「悔しい」

[ 2018年2月19日 05:30 ]

NYオープンシングルス準決勝で敗れた錦織(AP)
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 男子テニスのニューヨーク・オープンは17日、ニューヨーク州ユニオンデールで行われ、シングルス準決勝で世界ランキング27位の第5シード、錦織圭(日清食品)は世界11位の第1シード、ケビン・アンダーソン(南アフリカ)に1―6、6―3、6―7で敗れ、決勝進出はならなかった。右手首のケガから1月に復帰した錦織は昨年8月以来のツアー大会出場だった。次戦はメキシコ・オープン(26日開幕・アカプルコ)を予定している。

 錦織は昨年の全米オープン準優勝のアンダーソンに敗れはしたものの、トップ選手と互角の戦いを繰り広げた。「自信になった部分もあるが、勝てるチャンスがあっただけに悔しい」と語り、ツアー大会で4強という成績に満足感はなく、復帰前のような勝利への強い意欲も取り戻した。第3セット中に右脚のマッサージを受けたが疲労によるもので、故障した右手首の不安はない。「試合勘はないという言い訳はもう使えない」と完全復活に向けた戦いへの覚悟を示した。

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