羽生、五輪2連覇に誇り「金メダリストとして人生全うしたい」

[ 2018年2月19日 05:30 ]

平昌冬季五輪 フィギュアスケート男子

金メダルから一夜明け、会見を行った羽生
Photo By スポニチ

 【羽生に聞く】 ――この4年間はプラン通りだったか?

 「ケガと病気で苦しみ抜いた4年間。それを思い描いてはいなかった。もしNHK杯まで何もなく順風満帆にきていたら、たぶん五輪のメダルは獲れていない。いろんな勉強をして、生かせたのが今回のケガからの復帰だったと思う」

 ――4回転半の怖さは?

 「右足の負担は大きくなると思う。4回転ループを跳べたのが(韓国への)移動の前日で、4回転ルッツは跳ばなかった。3回転ルッツもギリギリだった。4回転半は右足首の状況を見ながら習得を目指したい」

 ――引退後のキャリアは?

 「現在のフィギュアの技術、演技で一番上に来たと胸を張って言える。経験を伝えたい」

 ――この3カ月のメンタル面は?

 「これでスケートをやめなきゃいけなくなったらどうしようと思っていた。今もどうなるか分からない。ちょっと複雑な状況でしたが、誇りを持って金メダリストになれた。これからの人生を五輪金メダリストとして全うしたいと思う」

続きを表示

2018年2月19日のニュース