NBAの球宴でチーム主将のジェームズが勝利に貢献 新方式初代のMVP!

[ 2018年2月19日 14:18 ]

3回目の球宴MVPとなったジェームズ(AP)
Photo By AP

 67回目を迎えたNBAのオールスターゲームが18日にロサンゼルスで行われ、「チーム・レブロン」が「チーム・ステフィン」を148―145(前半76―78)で下して試合終了。今年から東西両地区の投票で1位となった選手が主将となり、先発とリザーブの他の選手を指名する新方式が採用されたが、東地区のレブロン・ジェームズ(33=キャバリアーズ)が率いるチームが土壇場で試合をひっくり返して勝利を収めた。

 31分出場して29得点、10リバウンド、8アシストをマークした主将ジェームズが10年ぶり3回目(史上3位タイ)のMVP。終始リードを許す展開だったが、第4Qの残り1分31秒に同点の3点シュートを決め、1点を追って迎えた残り34・5秒には、ラッセル・ウエストブルック(29=サンダー)→カイリー・アービング(25=セルティクス)とつないだボールをゴール下でもらって貴重なレイアップを決めた。

 一方、西地区の投票で1位となったステフィン・カリー(29=ウォリアーズ)は27分の出場で11得点どまり。得意の3点シュートの成功は11本中3本で、残り10・7秒からのプレーではジェームズとウォリアーズではチームメートでもあるケビン・デュラント(29)によるダブルチームにあって同点狙いの3点シュートを放つ機会をつぶされた。

 なおNBAのレギュラーシーズンは22日(日本時間23日)から再開される。

 <主な選手の成績>

 ▼チーム・レブロン

*ジェームズ(キャバリアーズ=31分、29得点、10リバウンド、8アシスト)

*デュラント(ウォリアーズ=30分、19得点、6リバウンド、5アシスト、3スティール)

*ウエストブルック(サンダー=28分、11得点、8リバウンド、8アシスト)

*アービング(セルティクス=28分、13得点、9アシスト)

*デービス(ペリカンズ=17分、12得点)

ジョージ(サンダー=27分、16得点)

ドラモンド(ピストンズ=18分、14得点、3リバウンド)

ビール(ウィザーズ=17分、14得点)

 ▼チーム・ステフィン

*カリー(ウォリアーズ=27分、11得点、6リバウンド、5アシスト)

*デローザン(ラプターズ=27分、21得点)

*エンビード(76ers=20分、19得点、8リバウンド、2ブロックショット)

*アデトクンボ(バックス=27分、16得点、7リバウンド)

*ハーデン(ロケッツ=27分、12得点、7リバウンド、8アシスト)

リラード(トレイルブレイザーズ=21分、21得点)

トンプソン(ウォリアーズ=21分、15得点)

タウンズ(ティンバーウルブス=18分、17得点、10リバウンド)

 *は先発

続きを表示

この記事のフォト

2018年2月19日のニュース