モーグル村田愛里咲 無念「公式練習では上手くいっていたのに」

[ 2018年2月11日 22:51 ]

決勝1本目を18位で終え2本目に進めなかった村田愛里咲
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 フリースタイルスキーの女子モーグル決勝が11日に行われ、3大会連続出場の村田愛里咲(27=行学学園教)は20人による決勝1回目で70・77点の18位に終わり、決勝2回目進出はならなかった。

 女子では唯一の代表として、予選を9位で突破。しかし決勝1回目では高難度のフルツイストを決めた第1エアで高さが出ず、その後の滑りにつなげられなかった。30秒51でゴールした直後は、両手を突き上げたが、得点が表示されると落胆の表情を浮かべた。第1エアからの入りは初日の練習から入念に確認していた部分。「公式練習では上手くいっていたのに」と唇を噛んだ。

 14年ソチ五輪は決勝直前の公式練習で負傷し棄権。「平昌では自分の滑りをして、笑顔で終わりたい」と雪辱を期した。思うような結果は出せなかったが「攻撃的に最後まで滑れた。楽しかった」と気丈に言った。次の五輪については「まだ考え中」と話し、現役続行も示唆した。

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2018年2月11日のニュース