羽生結弦が韓国入り 空港警備強化もパニックに「走らないで!」

[ 2018年2月11日 17:36 ]

出迎えるファンや報道陣に少し驚いた表情を見せる羽生結弦(撮影・椎名 航)
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 フィギュアスケート男子の14年ソチ五輪王者の羽生結弦(23=ANA)が11日、仁川国際空港着の航空機で韓国に入った。空港でのパニックに備え、日本オリンピック委員会(JOC)は平昌五輪の大会組織委員会に警備の強化を依頼。今大会の日本選手団の最大のスターで韓国でも大人気を誇る23歳。日韓の女性ファンらが到着ロビーで待ち構えた。

 ベレー帽にサングラス姿の屈強な警備員にガードされて登場すると、約100人から大きな歓声が上がった。取材エリアに移動する羽生を走って追う者もあり、日本の関係者の「走らないで!」という怒号が飛んだ。取材を終えた羽生は迎えの車に乗り込んだ。

 過去、五輪では08年北京で中国でも大人気の福原愛が現地入りした際、中国人が押し寄せて予定されていた囲み取材が中止に。14年ソチでは浅田真央の現地入り時に、金妍児の母国・韓国のメディアが多数空港に。浅田は「大丈夫です」と余裕の表情を浮かべ、取材に応じていた。

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