プルシェンコ氏 IOCへ要求文書送る「見過ごすわけにはいかなかった」

[ 2018年2月11日 15:51 ]

 フィギュアスケート男子の06年トリノ五輪金メダリスト、エフゲニー・プルシェンコ氏(35=ロシア)は9日、自身のインスタグラムに10枚の写真を投稿し、優秀なロシア人アスリートのパラリンピック出場を求めた。

 「重要!大事な情報!」と切り出された投稿には「国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長や国際パラリンピック委員会(IPC)のパーソンズ会長に、ロシアの選手がパラリンピックに出場できるように要求する文書をたった今送った」とつづった。過去に輝かしい成績を収めた23人のアスリートの名前とともに「誰にも理解できないであろう身体障害と苦しみを乗り越えてきたアスリートたちをただただ見過ごすわけにはいかなかった」と心境を明かした。

 プルシェンコ氏の母国・ロシアは、国ぐるみのドーピング問題で平昌五輪の参加をの禁止されていて、3月に行われる平昌パラリンピックにも出場はできない。投稿のコメント欄には「ありがとう」の文字が相次いだ。

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2018年2月11日のニュース