薗田副会長「癌の研究に役立て」チャリティー金寄贈

[ 2018年2月5日 13:59 ]

高松宮妃癌研究基金の広沢常務理事(右)に目録を手渡す薗田峻輔
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 男子ゴルフツアー選手会の薗田峻輔副会長(28=フリー)が5日、東京都内の高松宮妃癌研究基金を訪れ、トーナメント会場などで集めたチャリティー金77万8284円を寄贈した。

 広沢常務理事に目録を手渡した薗田は「癌の研究に役立てていただければ。チャリティー金寄贈は24回目。先輩方が作ってくれたものを今後も継続していきたい」と話した。

 ツアー2勝の薗田は昨季賞金ランキング67位と不本意な成績に終わった。1月のアジア2試合も予選落ちだったが「2試合の結果は残念だけどすっきりした。新たな気持ちで練習する」と前向きな姿勢は失っていない。

 6日には元アルペンスキー五輪代表で全日本スキー連盟スキー競技本部長の皆川賢太郎氏らと一緒に伊勢神宮を参拝する。その後はクラブの調整などを行い、沖縄で1週間ほどの合宿を実施した後、ニュージーランドに渡り、3月1日開幕のアジアツアー、ISPSハンダ・ニュージーランド・オープンに参戦。4月12日からの国内初戦・東建ホームメイト・カップ(三重)に向けて仕上げていく。

 今季の目標は「早く1勝したいし、2勝、3勝として賞金ランキングを上げてアジアツアーの試合にも出たい」と5年ぶりのツアー優勝、その先に海外挑戦も見据える。

 選手会副会長として石川遼会長を支える立場でもある。「遼自身いろいろ変えたい気持ちが強い。年が近いし先輩との間に入ってサポートしたい」とパイプ役を務める意向だ。

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2018年2月5日のニュース