記録ラッシュのスーパーボウル 圧巻のオフェンス

[ 2018年2月5日 14:46 ]

ブレイディーをタックルするグラハム(AP)
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 第52回スーパーボウルでペイトリオッツとイーグルスの両軍は併せて1151ヤード(ペイトリオッツ613ヤード、イーグルス538ヤード)をパスとランで獲得。これは1988年の第22回大会でレッドスキンズとブロンコスがマークしていた総獲得ヤードの大会記録(929ヤード)を大幅に更新した。

 ペイトリオッツのQBトム・ブレイディー(29)はパスで505ヤードをマーク。昨年の第51回大会(対ファルコンズ戦)で自身がマークした466ヤードを上回る新記録を樹立したが、試合には33―41で敗れた。

 ブレイディーとビル・ベリチック監督(65)のコンビはこれが通算8回目のスーパーボウル(QBとしても監督としても史上最多)だが成績は5勝3敗。勝った5試合は3点差か4点差の接戦で、負けた3試合は36点、14点、8点と勝った試合よりすべて点差は大きくなっている。

 MVPとなったのはイーグルスのニック・フォールズ(29)だが、本来は控えQB。レギュラーシーズンで控えだったQBがスーパーボウルで勝ったのは、1988年のダグ・ウィリアムス(レッドスキンズ)、1991年のジェフ・ホステトラー(ジャイアンツ)を含めて史上3人目となった。

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