宮原 ジャンプ解禁、股関節炎回復「どんな状態でも跳べるように」

[ 2018年2月5日 05:30 ]

ジャンプ練習で真剣な表情で繰り返す宮原
Photo By スポニチ

 平昌五輪フィギュアスケート女子代表の宮原知子(19=関大)が4日、大阪・高槻市内で練習を公開、ラストスパートを誓った。五輪前最後の試合だった1月下旬の四大陸選手権ではまさかの3位。号泣していた宮原がこの日は強い決意をみなぎらせていた。

 「曲がけ(しながら練習をする)の量を増やし、ジャンプの練習もやっています。どんな状態でも跳べるようにしています」。昨季終盤に股関節を疲労骨折したため、これまではジャンプの本数を制限するなど、練習量を抑えていた。だが、今は患部の炎症も治まり医師からもGOサインも出て不安は解消された。「団体戦(11日〜)までの2週間は気の済むまでやらせている」(浜田美栄コーチ)と徹底的に追い込んでいるという。

 公開された30分間の練習では懸念の回転不足もなく、ジャンプのミスはゼロ。「気持ちをしっかり持ってベストを尽くしたい」。“ミスパーフェクト”のエンジンがかかってきた。

続きを表示

2018年2月5日のニュース