女子は富士急、男子はIWAI ともに初V カーリング日本選手権

[ 2018年2月5日 05:30 ]

カーリング日本選手権で初優勝し喜ぶ小穴(左端)ら富士急の選手たち
Photo By 共同

 カーリングの全農日本選手権最終日は4日、北海道名寄市・サンピラー交流館で世界選手権代表選考会を兼ねて行われ、女子は決勝で前回3位の富士急が3大会ぶりの優勝を狙った北海道銀行を破り、初優勝。3月にカナダで開かれる世界選手権の代表に決まった。男子は初出場のチームIWAIがチーム北海道に4―3で競り勝ち、3〜4月の世界選手権(米国)の出場権を得た。平昌五輪を控える男子のSC軽井沢ク、女子のLS北見は出場していない。

 昨年まで3位、2位、3位と涙をのんだ富士急がついに頂点に立った。石垣は「いつもあと一歩だった。優勝できて本当にうれしい」と涙を流した。昨年、創設時からのリーダー西室が妊娠して離脱。新たに小谷姉妹の妹、有理紗を迎え入れたが、昨年12月の軽井沢国際選手権は全敗。危機感を持って臨んだ今大会で試合ごとに成長を重ねた。念願の世界選手権に臨む小穴は「スタートラインに立てた。残りの時間で精度を上げていきたい」と強い口調で話した。

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2018年2月5日のニュース