男子は藤井V3、女子は野口11度目V ボルダリングジャパンC

[ 2018年2月5日 05:30 ]

ジャパンカップ11度目の優勝を果たした野口
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 ボルダリングのジャパンカップは4日、東京・駒沢屋内球技場で準決勝と決勝が行われ、男子は藤井快(東京都連盟)が3連覇を達成した。村井隆一(千葉県連盟)が2位、楢崎智亜(栃木県連盟)が3位だった。女子は野口啓代(茨城県連盟)が2大会ぶり11度目の優勝を果たした。14歳の森秋彩(同)が2位、前回覇者で15歳の伊藤ふたば(岩手県協会)は3位だった。

 女子は28歳の野口が決勝で唯一、4つの課題(コース)全てを攻略し、第一人者の存在感を見せつけた。進境著しい若手選手を退け「(周りの)クライミングのレベルが上がり、優勝する機会がすごく減ってしまった。励みになる」と勝利の余韻に浸った。リード、スピードを含めた3種目による複合で争われる2020年東京五輪出場を見据え「一戦一戦いいパフォーマンスをしないと、(代表争いから)置いていかれてしまう」と気を引き締めた。

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2018年2月5日のニュース