大波乱!ジョコビッチ2回戦敗退 世界117位に08年以来の屈辱

[ 2017年1月19日 17:17 ]

全豪オープン男子シングルス2回戦でイストミンと激闘を繰り広げたジョコビッチ(AP)
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 テニスの四大大会第1戦、全豪オープンは19日、男子シングルス2回戦が行われ、3連覇を狙った大会6度の優勝を誇る世界2位のノバク・ジョコビッチ(29=セルビア)が、まさかの2回戦敗退を喫した。アジア・パシフィック予選を勝ち上がって出場権を手にした世界117位のデニス・イストミン(30=ウズベキスタン)に6―7、7―5、6―2、6―7、4―6。4時間48分のフルセットで敗れた。

 1時間25分を要した第1セットをタイブレークで落としたジョコビッチは、第2セットを取り返し、第3セットも2―2から4ゲームを連取して逆転した。しかし第4セットはイストミンの反撃にあい、再びタイブレークで競り負けた。リズムに乗りきれないまま、最終セットは第5ゲームで先にブレークを許すと、ブレークポイントもつかめずに逃げ切られた。

 「自分の出来には満足していないが、デニスが素晴らしいプレーをした。大事な場面で攻撃的なプレーをしてきたし、いいサーブ、いいショットを決められた。自分を上回っていた。第4セットの第1ゲームでブレークポイントがあったが、簡単なフォアハンドをミスした。あれで流れが変わった」

 鉄壁のはずのジョコビッチがこの日犯した凡ミスは72本。カウンターを警戒し、角度をつけずにゆったりとしたストロークを中央に集めたイストミンの術中にはまった。凡ミス100本を犯して大苦戦した昨年のシモン(フランス)との4回戦同様の展開だった。元世界33位のイストミンには過去5戦全勝で、これまで1セットしか落としたことがなかったが、思わぬところで足元をすくわれた。

 四大大会での2回戦敗退は08年ウィンブルドン以来。過去7年で100位以下の選手に敗れたのは、昨年のリオ五輪1回戦で当時145位のデルポトロ(アルゼンチン)に敗れて以来2度目の大波乱となった。

 世界1位から陥落したとはいえ、開幕戦のカタール・オープンではA・マリー(英国)との頂上対決を制して優勝。今大会も本命とみられていたが、大会単独最多となる7度目の優勝への道は断たれ、「家に帰って家族とゆっくり過ごすよ」と力なく笑った。

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