ウィザーズがホーム13連勝 ウォール、現役最長「29試合」連続スティール

[ 2017年1月19日 16:09 ]

グリズリーズ戦で活躍したウィザーズのウォール(AP)
Photo By AP

 NBAは18日に各地で9試合を行い、ウィザーズは地元ワシントンDCでグリズリーズに104―101(前半66―51)で競り勝って22勝19敗。ジョン・ウォール(26歳)が25得点と13アシストを稼ぎ、ホームでは13連勝を飾った。

 ウィザーズはロードでは4勝13敗だが、ホームでは18勝6敗。88年シーズンに樹立したチームのホーム連勝記録(15)にあと「2」と迫ってきた。なおウォールはこの試合で2つのスティールもマーク。連続スティール記録は現役選手の中では最長の「29試合」となった。

 グリズリーズは25勝19敗。マーク・ガソル(31歳)が28得点、マイク・コンリー(29歳)が20得点を稼いだが惜敗。同点を狙ってジェームズ・エニス(26歳)が放った最後の3点シュートも入らなかった。

 ウォリアーズは地元オークランドでサンダーに121―100(前半56―56)と快勝。11月3日(122―96)に続いてこのカードでは20点差以上をつけて勝利を収め、5連勝で36勝6敗とした。

 前回のこのカードで39得点を挙げた前サンダーのケビン・デュラント(28歳)は今季自己最多の40得点と12リバウンドをマーク。3点シュートは7本中5本を成功させ、ラッセル・ウエストブルック(28歳)との元同僚対決を制した。

 ステファン・カリー(28歳)は24得点、8アシスト、クレイ・トンプソン(26歳)は14得点を記録。ウォリアーズは20日に敵地ヒューストンで好調ロケッツと顔を合わせる。

 サンダーは連敗で25勝19敗。ウエストブルックは27得点、15リバウンド、13アシストで今季21回目のトリプルダブルを達成したが、ターンオーバー(10回)も2ケタ。このうちの1回は、自陣ゴール下付近でスローインからのボールを受けたあと、ドリブルすることなし6歩も刻んだウォーキング(トラベリング)だった。

 NBAの審判はノーマーク、もしくはリングに向かって攻めている状態でのトラベリングはあまりコールしないが、さすがに「6歩」は許容限界を超えていたようで、コートにいたカリーも苦笑。米メディアには「もっとも明らかなトラベリング」という見出しをつけられ、この日の“珍プレー”として話題を集めた。

 ホーネッツは地元シャーロットでトレイルブレイザーズを107―85(前半54―46)で下して21勝21敗。ケンバ・ウォーカー(26歳)が23得点、ベンチから出たセンターのロイ・ヒバート(30歳)が22分の出場で16得点を稼いで連敗を5でくい止めた。

 トレイルブレイザーズは3連敗を喫して18勝26敗。ダミアン・リラード(26歳)は21得点をマークしたが、ここ22戦で16敗目とチームは下降線をたどっている。

 76ersは地元フィラデルフィアでラプターズを94―89(前半46―44)で退けて14勝26敗。新人王有力候補のジョエル・エンビード(22歳)が27分の出場で26得点をマークし、チームはここ9戦で7勝目を挙げた。

 ここ4日間で3試合目となったラプターズは28勝14敗。デマー・デローザン(27歳)が25得点、休養明けのカイル・ラウリー(30歳)が24得点を稼いだが、土壇場での競り合いに敗れた。

 <その他の結果>

ニックス(19勝24敗)117―106セルティクス(26勝16敗)、ペリカンズ(17勝26敗)118―98マジック(17勝27敗)、ロケッツ(33勝12敗)111―92バックス(20勝21敗)、ピストンズ(20勝24敗)118―95ホークス(24勝18敗)、ペイサーズ(22勝19敗)106―100キングス(16勝25敗)

 <20日のテレビ中継>

ニックス ―ウィザーズ

WOWOWプライム 10時〜

続きを表示

この記事のフォト

2017年1月19日のニュース