札幌、冬季アジア大会でアパホテルが選手村に

[ 2017年1月19日 23:21 ]

 札幌市などで2月に開かれる冬季アジア大会の選手村に、南京大虐殺を否定する本が置かれていることが中国で批判されているアパホテルが使われることが19日、大会組織委員会への取材で分かった。

 組織委によると、選手村になるのは札幌市南区にあるアパホテルで、30の国と地域の選手らが使用する予定。組織委は、今回の問題についてアパホテル側に具体的な要望は出していないとした上で「選手村になるホテルには、偏見や差別の問題が起きないように、スポーツ理念に基づいた対応をお願いしている」としている。

 ホテルを運営するアパグループは「本の内容に誤りはないと認識しており、仮に申し出があっても撤去は考えていない」としている。

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2017年1月19日のニュース