暁斗 今季12度目表彰台 4位でゴールも失格者出て繰り上がる

[ 2016年3月5日 23:15 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は5日、ドイツのショーナッハで個人第18戦が行われ、渡部暁斗(北野建設)が3位に入った。今季12度目の表彰台。

 前半飛躍(HS106メートル、K点95メートル)で99メートルを飛んで128・2点の2位につけ、トップから1秒差でスタートした後半距離(10キロ)は4番目にゴールしたが、失格者が出て繰り上がった。

 総合4連覇を決めているエリック・フレンツェル(ドイツ)が今季8勝目、通算31勝目を挙げた。永井秀昭(岐阜日野自動車)が9位で、渡部善斗(北野建設)は17位、清水亜久里(ユーグレナ)は24位、渡部剛弘(明大)は29位だった。

 ▼渡部暁斗の話 病み上がりで、きのう(4日)に比べたら走れた。徐々に良くなっているが、まだ本調子には遠い。

 ▼渡部善斗の話 今季の中でも、かなりいいジャンプだった。(後半距離は)集団の中で無駄な体力を使うことが多かった。

 ▼渡部剛弘の話 もっと上に行きたいという目標はあるが、W杯得点(30位以内)を取れて良かった。うれしい。

 ▼永井秀昭の話 必死でした。課題はジャンプ。距離の方向性は間違っていない。スキーが滑ってくれた。(共同)

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2016年3月5日のニュース