「テニス百科事典」のバド・コリンズ氏死去 94年には殿堂入り

[ 2016年3月5日 14:25 ]

2014年撮影 バド・コリンズ氏(右から2番目)は笑顔を見せる (AP)

 著名なテニス記者、そして解説者として知られるバド・コリンズ氏が4日、米国マサチューセッツ州の自宅で亡くなった。86歳だった。死因は明らかにされていない。

 コリンズ氏は1954年にボストン大の大学院を卒業後、ボストン・グローブ紙で記者としてのキャリアをスタート。その後は活躍の場をテレビの世界に広げ、CBSやNBCのテニス中継では、奇抜なファッションとともにお馴染みの存在となった。

 94年にはジャーナリスト部門で国際テニス殿堂入り。代表的な著書「バド・コリンズのテニス百科事典」は80年の初版刊行から現在まで5版の増補改訂を重ねた。

続きを表示

この記事のフォト

2016年3月5日のニュース