敏京 ノーボギー68で9位に浮上 美香は31位後退

[ 2016年3月5日 05:30 ]

第2ラウンド、8番でバーディーパットを決め笑顔の野村敏京。通算5アンダーで9位に浮上

米女子ゴルフツアーHSBC女子チャンピオンズ第2日

(3月4日 シンガポール セントーサGC=6600ヤード、パー72)
 ツアー2勝目を狙う野村敏京(23=フリー)が4バーディー、ボギーなしの68とスコアを伸ばし、通算5アンダーの139で首位と3打差の9位に浮上した。3位から出た宮里美香(26=NTTぷらら)は75と崩れ、通算1アンダーで31位に後退した。74の横峯さくら(30=エプソン)は通算3オーバーの48位、8番でホールインワンを達成した宮里藍(30=サントリー)は73で通算6オーバーの56位となった。ジャン・ハナ(23)とイ・ミリム(25=ともに韓国)が通算8アンダーで首位に並んだ。

 野村は後半の8番でピン右から10メートルのバーディーパットをねじ込むなど、グリーン上で躍動した。前日に精彩を欠いたショットも向上。首位と3打差に迫った。2週前に米ツアー初優勝を飾り、メールなどで祝福メッセージをもらった。だが、「優勝してもしなくても何も変わらない。楽しくできればいい」と気負わぬ姿勢を貫く。早くも2勝目を狙える位置につけ「短いパットが入れば(1日で)8アンダーくらい出るかも」と話した。

 ▼31位・宮里美香 なかなかチャンスがなかった。後半は悪いショットは打っていなかった。(前半で大きくスコアを落とす)

 ▼48位・横峯さくら アウトが難しくて、そこでしのげなかったのがもったいない。(苦手のアウトで伸ばせず)

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2016年3月5日のニュース