錦織、貫録ストレート勝ち!デ杯WG1回戦 日本1勝1敗のタイに

[ 2016年3月5日 03:00 ]

デ杯ワールドグループ1回戦の英国戦でダニエル・エバンズと対戦した錦織圭(AP)

 男子テニスの国別対抗戦、デ杯ワールドグループ(WG)1回戦、日本―英国が4日、英国のバーミンガムで開幕し、シングルス第2試合で世界ランキング6位の錦織圭(日清食品)が同157位のダニエル・エバンズを6―3、7―5、7―6のストレートで下し、日本の成績は1勝1敗のタイとなった。

 第1試合で世界ランキング87位のダニエル太郎(エイブル)が世界2位のアンディ・マリーに1―6、3―6、1―6と完敗して迎えた第2試合。エバンズは2013年の全米オープンの1回戦で不覚を取った相手だったが、当時の世界ランキング12位から6位に上がった“格の違い”を見せつけた。

 第1セットは第5ゲームでブレーク。第6ゲームでブレークバックを許すも第7ゲームで相手のサーブの乱調もあり再びブレークすると、3ゲーム連続で奪取。さらに第2セットも7―5で競り勝った。

 続く第3セットはブレーク合戦。エバンズにブレークを先攻される苦しい展開となったものの、第8ゲームでブレークして追いつき、最後は6―6からのタイブレーク7―3で制し、エバンズを退けた。

 初日はシングルス2試合、第2日にダブルス1試合が行われ、最終日はシングルスの対戦相手が入れ替わる。先に3勝したチームが7月の準々決勝に進む。

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2016年3月5日のニュース