松山4打差11位発進 股関節痛何の!イーグルも

[ 2016年3月5日 05:30 ]

12番ティーショットを放つ松山(AP)

世界ゴルフ選手権シリー・キャデラック選手権第1日

(3月3日 米フロリダ州マイアミ トランプ・ナショナル・ドラル=7543ヤード、パー72)
 松山英樹(24=LEXUS)は1イーグル、3バーディー、3ボギーの70で首位と4打差の11位となった。宮里優作(35=フリー)は76で56位と出遅れた。66で回ったスコット・ピアシー(37=米国)とマーカス・フレーザー(37=オーストラリア)が首位に並んだ。大会は米、欧州両ツアーを兼ね、予選落ちはない。

 前週棄権の原因となった股関節痛の影響は感じさせなかった。「変な感じのところはあったけど、集中できるような形でよかった」と笑顔で振り返った。出だしの10番でボギーを叩いたが、12番パー5で残り249ヤードから5Wでピン3メートルに付けイーグル。このパットで感覚をつかむと15、16番では2メートルを沈めて連続バーディー。1番でも3メートルのチャンスを生かし「イーグルパットが入ってスムーズに打てるようになった」と振り返った。

 もちろん万全なコンディションではない。14番の第3打はグリーン奥の斜面から右足だけをバンカーに入れて放った。「あれは危なかった。でも無理せずに打てて良かった」と不安定なライからのショットでは不安があることを打ち明けた。第2日も「朝の状態を見てから(プレーするか)判断する」と慎重だった。

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