錦織 悔やむ「4―5からのゲームで悪いプレーを…」

[ 2015年3月19日 08:28 ]

思うようなプレーができず、表情を曇らせ、両手を広げる錦織(AP)
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 フェリシアーノ・ロペスにストレート負けを喫した錦織は、試合後「4―5からのゲームで悪いプレーをしてしまった」と悔やんだ。

 第1セットはお互いにサービスゲームをキープする展開。錦織は第1ゲームいきなりダブルのブレークポイントを握ったが、ロペスの粘りの前にこれを生かせず。4―5で迎えた第10ゲームではサーブ&ボレーを仕掛けて失敗して先行を許すと、そのままこの試合初のブレークを許し、第1セットを落とした。

 「それまではいいプレーをしていたが…(ロペスは)いいサーブを打ってきたが、自分はそれをうまく返せたと思う。ただ、あのゲームだけが悪かった。それが今日の試合の勝敗を決めてしまった。少し焦ってしまったかもしれない」と語った。

 第2セットは第4ゲームで先にブレークを許したが、第7ゲームで相手のミスを誘ってこの試合初のブレークに成功。6―6でタイブレークに持ち込んだ。タイブレークでは錦織は0―1から鮮やかなクロスを決めたが直後に痛恨のダブルフォルト。その後もショットがアウトになるなどミスが相次ぎ、最後まで調子の上がらぬまま2―7で敗れた。

 錦織は次戦はは25日開幕のマイアミ・オープン(米フロリダ州マイアミ)に出場。本拠地としているフロリダの大会とあり「自分のテニスがやりやすい大会なので、しっかり準備をしたい」と前を向いていた。

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