定年の木村庄之助 50年間の行司人生、日本人横綱裁けず心残り

[ 2015年3月19日 15:52 ]

 定年のため大相撲春場所が最後となる立行司の第37代木村庄之助(65)=本名畠山三郎、青森県出身、友綱部屋=が12日目の19日、大阪市ボディメーカーコロシアムで記者会見し「軍配を迷ったことは一度もない。心残りは日本人横綱の一番を裁けなかったこと」と50年間の行司人生を振り返った。

 大型バイクにはねられる交通事故や食道がんを克服。2012年初場所には土俵下に落ちて脳振とうを起こした。命を懸けながら裁きを全うし「本当によく体が持った。これからの人生に誇りを持って生きたい」とすがすがしい表情だった。

 思い出の一番には、足が出たと勝負審判が誤審し、前代未聞のやり直しとなった12年九州場所の日馬富士―豪栄道を挙げた。「50年やると、いろんなことがある」と笑みを浮かべた。今後は趣味の海釣りと温泉旅行を楽しみにしている。千秋楽までは普段通りを心掛け「5月(夏)場所が始まると(行司生活を)思い出すんじゃないですか」と話した。

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