遼最下位 練習不足に4連敗の疲労が…PO次戦出場ピンチ

[ 2014年8月31日 05:30 ]

2番でボールを探す石川遼(AP)

USPGAツアードイツ銀行選手権第1日

(8月29日 米マサチューセッツ州ノートン TPCボストン=7216ヤード、パー71)
 フェデックス・カップのプレーオフ第2戦が開幕し、石川遼(22=CASIO)は12番パー4で「8」を叩くなど、78と崩れて単独最下位の93位と出遅れた。松山英樹(22=LEXUS)も73と伸ばせず、首位と10打差の65位。63で回ったライアン・パーマー(37=米国)が首位に立った。

 12番で石川が悪夢に直面した。右に押し出した1Wがカート道を跳ねて低木の茂みに入った。2打目を無理に打ったところ、さらに深い位置にもぐり、球は木の間に。「バックスイングができない、インパクトも届かない」という状態でアンプレアブルを宣言。4打目でフェアウエーに出して5オンしたが、12メートルから3パット。最後までダブルパーの8が重くのし掛かり、78で93位。屈辱の単独最下位となった。

 フェデックス・ポイントのランク順で組み合わせが決まり、56位の石川は57位のミケルソン、58位のヒックスと同組。ともにプレーオフ第3戦の出場が決まっておらず、生き残りを懸けた気の引き締まるラウンドのはずだった。ところが、ミケルソンは74、ヒックスは77。共倒れとなり「前半から組全体の雰囲気も良くなかった。集中力も欠いたかなと思う」と声のトーンも低かった。

 前週は平均パットで1位に輝き、左右に曲がるショットもパッティングでカバーしてきた。会場が移りグリーンも変わったが、2日前の27日は体調不良で練習を2時間で切り上げるなど、十分な準備をできないまま本番に臨んだ。その結果、平均パットは1・80で41位。乱れたショットを補うだけの小技が不足していた。「一昨日はほとんど寝ていた。(きょうは)平衡感覚もなかった。いまは足が結構疲れている」と4連戦で、肉体的にも追い込まれている。

 昨年の日本ツアー選手権では初日最下位と出遅れ予選落ちしたが、2日目には65と盛り返した。今大会で予選落ちしても、ほかの選手の結果次第ではフェデックス・ポイント・ランクの上位70人で争う次戦に進める可能性も残している。だが、巻き返しを問われても「予選通過ラインまでが離れすぎている。自分なりにいいプレーを目指したい」と歯切れが悪かった。

 ≪ホンダ・クラシックでも…≫石川は今年2月のホンダ・クラシック初日でもダブルパーの8を叩いている。11番パー4でラフからの第2打をグリーン手前の池へ入れ、打ち直しの第4打も“池ポチャ”して8を叩いた。

 ≪初日最下位は10年3月以来≫石川が初日で単独最下位となるのは、米ツアーでは10年3月の米ツアー、トランジションズ選手権初日以来。プロ転向後ワーストとなる83を叩き144位だった。日本ツアーでは同年12月の日本シリーズJTカップ初日に6オーバーの76と乱れ、最下位の28位となった。

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