両横綱と大砂嵐が全勝キープ 遠藤は3連勝、琴奨菊が2敗目

[ 2014年3月15日 18:04 ]

<春場所7日目>魁聖(下)を上手出し投げで破る白鵬

 大相撲春場所7日目は15日、大阪市のボディメーカーコロシアムで行われ、東前頭筆頭・遠藤が関脇・琴欧州を叩き込み破り、3連勝とした。

 遠藤は2メートル02と長身の琴欧洲を叩き込みで土俵に沈め、4連敗後からの3連勝となった。琴欧州は元気なく2日目から6連敗。

 横綱勢は白鵬は1メートル94、185キロの魁聖をしっかり受け止めて上手出し投げで下した。14日の取組で立ち合いに変化をみせ、観客からブーイングを浴びた日馬富士は高安を激しく攻め立てて寄り切りで下して、両横綱ともに7連勝。

 大関陣は綱獲りがかかる鶴竜は兵庫出身で観客から大声援を浴びた栃乃若と対戦し、一気に攻め立てるも土俵際で粘られたが寄り切りで下し、1敗をキープ。琴奨菊は1敗同士の対戦となった関脇・豪栄道にすくい投げで敗れた。カド番の稀勢の里は対戦成績24勝8敗と相性の良い小結・豊ノ島を小手投げで下し、連敗を止めて5勝2敗。

 平幕で唯一の全勝だった大砂嵐は舛ノ山を突き落としで破り7連勝。十両は豊真将が全勝を守り、蒼国来が1敗で追っている。

 中日を前に幕内は全勝が白鵬と日馬富士、大砂嵐の3人。1敗で鶴竜と豪栄道の2人が追う展開となっている。

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