藤本“ソチ効果”首位 愛子にスキー習い、真央に感動

[ 2014年3月15日 05:30 ]

首位発進した藤本

女子ゴルフツアー ヨコハマタイヤPRGRレディース第1日

(3月14日 高知県香南市 土佐カントリークラブ=6232ヤード、パー72))
 プロ6年目の藤本麻子(23=富士通)が4バーディー、1ボギーの69をマーク、自身3度目の首位スタートを切った。スキーのモーグルを得意にしていることもあり、ソチ五輪では上村愛子や浅田真央らに感激。ウインタースポーツから得た刺激を本業で生かしてツアー2勝目を狙う。井上希(25=サミー)、葭葉(よしば)ルミ(21=富士住建)が2打差の5位につけた。

 太平洋からの強風が吹く上に、傾斜の強いグリーン。難コースで藤本が堂々の3アンダーをマークし、首位でフィニッシュした。「風の向きがコロコロ変わるしグリーンも難しい。でもやりがいがあるんですよね」。2番パー3で10メートルのバーディーパットをねじ込むと、7番パー5では4メートル、9番は7メートルのバーディーパットを沈めるなど上々の滑り出しだった。

 ゴルフ並みに自信を持つのが4歳から始めたスキー。ソチ五輪代表の上村愛子にも指導を受けたことがあるそうで、「たいていのコブは滑れます」という腕前。当然、オフはソチ五輪に注目。憧れの上村はもちろん、感銘を受けたのがフィギュアの浅田真央だった。「最後に自分の力を出し切るのはスポーツ選手として尊敬できる。凄く刺激を受けました」と語った。3季ぶりの2勝目を目指す23歳が残り36ホールで持てる力を発揮する。

 ▼12位森田理香子 ショットはそんなに悪くないが、パットのラインが読めなかった。(4番で3パットのダブルボギーなどグリーンに苦戦)

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