42歳阿部、大回転で6位 座位の森井は7位 パラリンピック第9日

[ 2014年3月15日 22:01 ]

アルペン男子大回転立位 6位になった阿部敏弘の2回目

 ソチ冬季パラリンピック第9日は15日、ロザフータル・センターなどで行われ、アルペンスキー男子大回転立位で1回目に11位だった42歳の阿部敏弘(日本身体障害者スキー協会)が6位に入賞した。小池岳太(セントラルスポーツ)は9位で東海将彦(エイベックス)は10位。

 同座位の日本勢はスーパー大回転銀メダルの森井大輝(富士通セミコンダクター)の7位が最高。回転金メダルの鈴木猛史(駿河台大職)は10位だった。

 ノルディックスキー距離混合10キロリレーで日本(太田、新田、久保、出来島)は7位だった。

 ▼阿部敏弘の話 アラフォーの力を見せられたかなと思う。立位では自分が唯一の入賞者になってびっくりしている。最高の舞台で自分の滑りができて良かった。

 ▼東海将彦の話 結果はいまいちだけど、今できることはやった。守る部分で守りすぎた。(2大会ぶりの出場で)こういう舞台に立てたのは幸せだった。

 ▼小池岳太の話 1回目は荒れた雪に警戒しすぎ、2回目は思い切り攻めようと思ったけどミスが出てしまった。今大会は前回大会と同じ9位が最高で、支えてくれた人に恩返しができず申し訳ない。

 ▼森井大輝の話 自分の理想としている滑りが出せなかった。悔しい。今大会は苦しいレースが続いた。切ない思いがする。4年後はぜひ(金メダルの)目標を達成したい。

 ▼鈴木猛史の話 目標の表彰台独占ができなかったので、今大会はうれしい気持ちと悔しい気持ちが半々。次はうれしい気持ちを大きくしたい。(共同)

((了)(H)(01)140315 215804

)(共同)

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2014年3月15日のニュース