長野五輪金メダリスト43歳で…引退 岡部「最高の人生」

[ 2014年3月15日 05:30 ]

会見で握手する岡部(左)と原田コーチ

 ノルディックスキー・ジャンプ男子の98年長野五輪団体金メダリスト、岡部孝信(43)が14日、札幌市内で会見し、現役引退を表明した。今後は所属する雪印メグミルクのコーチに就任する。

 世界でも異例の43歳まで現役を続けたベテランは「最高の人生。一生懸命やってきたので何の悔いもない。自分でも驚くほど、さっぱりした気持ち」と終始穏やかな表情だった。9日の国内大会後にコーチ就任を打診され、引退を決めたという岡部は家族の反応について「(長男は)残念がっていたが、自分が五輪に行くと言っていた」とうれしそうに話した。22日の伊藤杯シーズンファイナル(札幌・大倉山)が現役最後の大会となる。

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2014年3月15日のニュース