一連の不祥事影響 全柔連赤字は1億円超に…

[ 2014年3月15日 05:30 ]

 全日本柔道連盟(全柔連)は東京都文京区の講道館で理事会を開き、日本女子代表での暴力指導など一連の不祥事の影響で、13年度決算が1億円超の赤字になる見通しとなったことを報告した。例年は1000万~2000万円の黒字で、赤字は異例。決算は6月の評議員会に諮られる。

 日本オリンピック委員会(JOC)や日本スポーツ振興センターからの補助金、助成金などが例年より約5000万円、企業の協賛金は約3000万円減少した。不祥事の調査のための第三者委員会設置などで約4000万円の支出もあった。全柔連の近石康宏専務理事は「来年度は通常通りに黒字に戻るように努力する」と述べた。

続きを表示

2014年3月15日のニュース