葛西「全然駄目」も余裕の調整 開会式、モーグル応援で刺激

[ 2014年2月9日 07:45 ]

男子ノーマルヒル予選を終え、笑顔で引き揚げる葛西紀明

ソチ五輪男子ノーマルヒル予選

 葛西のソチ初飛躍は96・5メートル、予選は98・5メートルと、物足りない内容だった。「全然駄目だった」と苦笑いしたものの、ワールドカップ(W杯)個人総合3位で予選免除となっているため、「予選があるかないかで全くストレスが違う。きょうも練習2本の気持ちで飛んだ」とリラックスした表情だった。

 6日はフリースタイルスキー女子モーグルの応援に駆けつけ、7日は日本選手団主将として開会式に参加。

 「いろんな雰囲気を味わいたかった。初めてモーグルを見て選手の気迫を感じた。開会式も本当に出て良かった。みんなと握手をしてパワーの交換をした」と、7度目の五輪は余裕を持って調整している。

続きを表示

2014年2月9日のニュース