日本 逆転メダルなるか?町田は5番目、鈴木は3番目に登場

[ 2014年2月9日 15:34 ]

気合の入った表情で公式練習に臨むる鈴木明子

 ソチ五輪フィギュアスケートの新種目・団体は9日の男子フリー、女子フリー、アイスダンスのフリーダンスでメダルが決定する。

 日本はここまでは、30点の5位となっている。1位がロシアで47点、2位カナダ41点、3位米国34点、4位イタリア31点。すでにロシアを抜かすことができないため、金メダルはなく、銀も難しいところだが、3位の米国とはわずか4点差と、十分射程圏内だ。

 日本の男子フリーに出場するのは町田樹(23=関大)。イタリアのパーキンソン、米国のブラウン、カナダのレイノルズ、ロシアのプルシェンコに続いて最後の5番目に登場する。

 女子は鈴木明子(28=邦和スポーツランド)。カナダのオズモンド、米国のゴールドに続いて3番目に登場。次いでイタリアのマルケイ、ロシアのリプニツカヤが登場する。

 最後のアイスダンスはキャシー・リード(26)、クリス・リード(24)組(木下ク)が最初に登場。最後の5番目に登場するのが、米国の世界チャンピオン、デービス、ホワイト組だけに、男女のフリーでどれだけポイントを重ねられるかが重要になる。

 ▽フィギュアスケート団体 今大会から採用の新種目。カナダ、ロシア、米国、日本、イタリア、フランス、中国、ドイツ、ウクライナ、英国の10カ国が出場。男子、女子、ペア、アイスダンスともに1位から順に10点から1点が与えられ、国別に得点合計を争う。SPの上位5カ国がフリーに進み、SPとフリーの合計得点(80点満点)で争う。2種目まではSPとフリーで異なる選手を起用できる。

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