94年リレハンメルで団体銀…葛西 五輪6大会の軌跡

[ 2014年2月9日 05:30 ]

2010年バンクーバー五輪・ジャンプ男子個人ラージヒル決勝で、8位入賞を果たしガッツポーズする葛西

ソチ五輪 ジャンプ男子

 ≪葛西 過去の五輪6大会≫

 ☆92年アルベールビル大会 19歳で初出場。個人ノーマルヒル(NH)31位、個人ラージヒル(LH)26位と大舞台で力を出し切れず、団体は4位とメダルにあと一歩。

 ☆94年リレハンメル大会 個人NHで1回目に98メートル、2回目に93メートルを飛び、259点で5位入賞。個人LHは14位。岡部、原田、西方と挑んだ団体では1回目に128メートルを飛ぶなど実力を発揮し、銀メダル。

 ☆98年長野大会 個人NHで87.5メートル、84.5メートルを飛び、221.5点で7位入賞。日本は団体で金メダルを獲得したが葛西は直前に左足首を痛めメンバー落ち。

 ☆02年ソルトレークシティー大会 個人NHは1回目にテレマークを入れようとしたことでバランスを崩し転倒。結局、2回目には進めず49位に終わった。個人LHも41位と振るわず、団体のメンバーから外れた。

 ☆06年トリノ大会 個人NHは「気合が入りすぎてスキー板が下がる悪い癖が出た」と20位に沈んだ。個人LH12位、団体6位とメダルには届かなかった。

 ☆10年バンクーバー大会 個人NHでは17位。個人LHは予選を最長不倒の142.5メートルで首位通過したが、決勝の1回目の出遅れが響き8位で終戦。悲願の個人種目メダル獲得はならなかった。団体は5位。

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2014年2月9日のニュース