羽生が日の丸振り大声援!リード組8位、日本は暫定6位

[ 2014年2月9日 00:55 ]

演技するキャシー・リード、クリス・リード組を応援する羽生結弦(後列右)と鈴木明子(同中央)

 ソチ五輪第2日(8日)、男子とペアのショートプログラム(SP)を終えて4位と好位置につけたフィギュアスケート団体で、日本はアイスダンスのショートダンス(SD)にキャシー・リード(26)、クリス・リード(24)組(木下ク)が登場。8位だった。日本の国別暫定順位はロシア、カナダ、米国、フランス、中国に次ぐ6位となった。

 男子SP1位で「今度は日本のために応援したい」と語っていた羽生結弦、鈴木明子ら“チームメート”が日の丸を振り、声援を送る中、リード組がリンクへ。鮮やかな赤い衣装に身を包んだキャシーを、きらびやかなベストをまとったクリスがエスコート。52・00点(技術点25・86、演技構成点26・14)の演技を見せた。

 キャシーは「日本チームの応援がうれしかった。いい気持ち。ハッピーです」と満足感たっぷり。クリスも「よく滑ることができた。キャシーがよくやってくれた」とご機嫌だった。

 また、浅田真央(23=中京大)は女子ショートプログラム(SP)に向けて試合会場で調整し、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に成功するなど、上々の仕上がりだった。 
 ▽フィギュアスケート団体 今大会から採用の新種目。カナダ、ロシア、米国、日本、イタリア、フランス、中国、ドイツ、ウクライナ、英国の10カ国が出場。男子、女子、ペア、アイスダンスともに1位から順に10点から1点が与えられ、国別に得点合計を争う。SPの上位5カ国がフリーに進み、SPとフリーの合計得点(80点満点)で争う。2種目まではSPとフリーで異なる選手を起用できる。

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