重圧の中で3位の真央「ごめんなさい!って感じでした」

[ 2014年2月9日 02:47 ]

キス&クライで安どの表情を浮かべる浅田真央
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ソチ五輪フィギュアスケート団体

(2月8日)
 地元ロシアの15歳、リプニツカヤへの大歓声の余韻が会場には残っていた。10人中9番目の滑走。落ち着いた表情で演技に臨んだ浅田真央(23=中京大)だったが、冒頭のトリプルアクセルで転倒。その後は立て直したものの、3位に終わった。

 「予想以上に緊張してしまって、練習通りの自分の滑りができませんでした。これがオリンピックの雰囲気なのかと感じました」と悔しそうに振り返り、チームメートが待つキス&クライに戻った時の心境については「ごめんなさい!って感じでした」と話した。

 それでも3種目を終えて6位だったチームの順位を4位に上げ、上位5チームによるフリーへの進出が決定。メダル獲得の可能性も残り、浅田も「その点についてはよかった」と安どの表情を浮かべた。

 浅田自身はフリーでは出番がない予定で「団体戦を滑ったことを生かしたい」と個人戦に気持ちを切り替えていた。

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