真央、3回転半で転倒も3位 日本4位でフリー進出

[ 2014年2月9日 02:30 ]

団体女子SPで3位となった浅田真央の情感あふれる演技

 ソチ五輪フィギュアスケートの新種目・団体は8日(日本時間9日未明)、アイスダンスのショートダンス(SD)などが行われ、3種目を終えて6位につけた日本は女子ショートプログラム(SP)に浅田真央(23=中京大)が登場。64・07点で3位となり、8ポイントを加えて合計24点で4位に浮上し、フリー進出を決めた。

 浅田は冒頭のトリプルアクセルで転倒。しかし、その後は立て直し、トリプルフリップは鮮やかに決めると、後半の3回転―2回転のコンビネーションも成功。技術点31・25点と伸びなかったものの、演技構成点33.82点をマークした。

 ▽フィギュアスケート団体 今大会から採用の新種目。カナダ、ロシア、米国、日本、イタリア、フランス、中国、ドイツ、ウクライナ、英国の10カ国が出場。男子、女子、ペア、アイスダンスともに1位から順に10点から1点が与えられ、国別に得点合計を争う。SPの上位5カ国がフリーに進み、SPとフリーの合計得点(80点満点)で争う。2種目まではSPとフリーで異なる選手を起用できる。

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