４８キロ級の登坂が金メダル、卓球丹羽３回戦へ　ユニバ第８日

女子55キロ級３位決定戦モンゴル選手を破った村田夏南子（右）

　ユニバーシアード夏季大会第８日は１３日、ロシアのカザニで行われ、レスリングは女子で五輪実施の４階級があり、４８キロ級は世界選手権（９月・ブダペスト）代表の登坂絵莉（至学館大）が決勝でアゼルバイジャン選手に勝ち、金メダルを獲得した。

　５５キロ級２回戦で敗れた村田夏南子（日大）は敗者復活戦を経て３位決定戦に進み、銅メダル。６３キロ級の渡利璃穏（至学館大）は３位決定戦で敗れた。７２キロ級の吉井瑞江（至学館大）は１回戦で姿を消した。

　卓球の男子シングルスはロンドン五輪代表の丹羽孝希（明大）が１、２回戦を突破して１４日の３回戦に進んだ。

　▼登坂絵莉の話　世界選手権で金メダルを取りたいので、この大会で勝つことができてほっとしている。自信を持って積極的に攻めることができた。

　▼村田夏南子の話　金メダルを狙っていたので悔しい。３位決定戦では気持ちをそんなに切り替えられなかったが、無にしてやった。来年の世界選手権に出て、その次は五輪に出たい。（共同）