杉山「ここまで来られるとは」大堀とともに決勝へ

[ 2013年7月13日 06:00 ]

 ゴルフの日本アマチュア選手権第4日は12日、埼玉県狭山市の東京GC(6886ヤード、パー70)でマッチプレー(18ホール)による準々決勝と準決勝が行われ、杉山知靖(中央学院大2年)と大堀裕次郎(大阪学院大4年)が13日の決勝(36ホール)に進んだ。

 初出場の杉山は準々決勝で佐藤大平(東北福祉大2年)、準決勝はキャメロン・デービス(オーストラリア)を退けた。大堀は山本純也(立命大3年)を下した後、予選トップ通過の李首民(韓国)と20ホール目までもつれた準決勝を制した。

 目立った実績のない杉山は「ここまで来られるとは」と決勝進出に目を丸くした。準決勝はデービスの飛距離に圧倒され、序盤は「見入ってしまった」という。しかし得意の2Uを駆使して巻き返し、7番でカラーからパターで20メートルほどを沈め2アップ。その後、2度追いつかれたが振り切った。

 高知・明徳義塾高の出身で、松山英樹の2学年下。「部員も多いし、練習でも一緒に回っていない。覚えてもらえているかどうか…」と控えめだが、先輩も果たせなかったアマ日本一の称号を目指す。

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2013年7月13日のニュース