井戸木 2打差好発進 高いフェアウエーキープ率

[ 2013年7月13日 06:00 ]

4番でティーショットを放つ井戸木

 シニアゴルフのメジャー第4戦、全米シニアオープンは11日、ネブラスカ州オマハのオマハCC(6659ヤード、パー70)で第1ラウンドが行われ、5月の全米プロシニア選手権で勝った井戸木鴻樹(51=小野東洋GC)は69で回り、首位と2打差の12位と好発進した。

 71だった尾崎直道(57=フリー)は33位。ジェイドン・ブレーク、ケニー・ペリー(ともに米国)ら7人が67をマークして首位に並んだ。

 メジャー2冠へ井戸木が好位置につけた。全米プロシニアで優勝したものの、前戦のメジャー、コンステレーション・シニア・プレーヤーズ選手権は74位。それだけに今回は「メジャー優勝者に恥じないプレーをしたい」と意気込んでいた。6日から連日、練習ラウンドを行い、宮崎綾キャディーが「こんなに気合が入っているのは初めて」と言うほどだった。

 この日も平均飛距離は245ヤードながら、フェアウエーキープは13ホール中11という安定したショットでスコアメーク。序盤の12番でボギー先行も直後の13番、そして15番でバーディーを奪った。終盤の8番でボギーを叩いたが、最終9番でバーディー締め。予選同組の先輩プロ、尾崎直とともに上位進出を目指す。

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2013年7月13日のニュース