小塚　反省「小さなミスが積み重なった」

男子ＳＰで２位につけた小塚崇彦
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ＮＨＫ杯第２日

（11月12日 札幌市の真駒内セキスイハイムアイスアリーナ）
　小塚はＳＰ２位に複雑な表情だった。スケートアメリカで転倒した冒頭の４回転ジャンプを回避し、代わりの３回転フリップで「納得するものが跳べなかった。小さなミスが積み重なった」と反省した。「どうにでもなるジャンプと思って練習していなかった。情けない」と悔やんだ。

　それでも強化に励む表現力では一定の成果が出た。定評のあるスケート技術だけでなく、音楽に合わせた動きなどで評価が得られ「今までにない、曲の中に入り込む感覚がある」と自信を深めた。トップの高橋と大差は付いたが「何が起こるか分からない」と、フリーで巻き返しを誓った。