ママさん岡崎 ジャパン杯3位 「娘の力もあるかな…」

[ 2011年11月12日 16:12 ]

復帰2戦目を終え、長女杏珠ちゃんを抱く岡崎朋美

 出産を経て復帰したスピードスケートの40歳、岡崎朋美(富士急)が12日、北海道帯広市の明治北海道十勝オーバルで行われたジャパンカップ第1戦の女子500メートルに出場し、ワールドカップ(W杯)代表が不在ながら2回合計1分20秒73で3位に入り、12月末に同リンクで開催される全日本スプリント選手権の出場資格を獲得した。

 1週間前にもレースに出場しており、これが復帰2戦目。1回目で40秒40、2回目で40秒33をマークした大ベテランは「このリンクは38秒台を出したこともあるので、39秒台ぐらい出したい気持ちもあった」とタイムには不満。ただ昨年末に生まれた長女杏珠ちゃんの前で表彰台に上がり「娘の力もあるかな。(レース前の)緊張がほぐれた」と母親の顔も見せた。

 W杯代表選考会を兼ねる来季の全日本距離別選手権の出場資格も手にし「今季は準備と位置づけ、来季は世界に向けて頑張っていきたい」と話した。

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