安全最優先…赤羽、福士ら合宿切り上げ25日帰国

[ 2011年2月23日 18:30 ]

 日本陸上競技連盟は23日、ニュージーランド地震のあったクライストチャーチ市で合宿をしている女子長距離の福士加代子選手(ワコール)や赤羽有紀子選手(ホクレン)ら15人が24日に現地を出発し、25日に日本に到着すると発表した。当初の帰国予定は27日だったが、安全を最優先して合宿を切り上げる。

 日本陸連によると滞在先の水道、電気が止まったために選手9人、スタッフ6人は地震のあった22日に市内の別のホテルに移った。この宿舎でも水道は止まっており、食事の配給を受けているという。

 赤羽、福士両選手ら9人はシドニー経由で成田空港に戻り、伊藤舞選手(大塚製薬)ら6人はオークランドを経て関西空港に到着する。(共同)

続きを表示

2011年2月23日のニュース