“苦労人”新本、大差の判定負けで銅メダル

[ 2010年11月25日 06:00 ]

<女子48-51キロ級準決勝>フィリピンのアルバニア(右)のパンチを食らう新本

 【広州アジア大会】ボクシング女子48~51キロ級で、08年世界選手権銀メダルのアルバニアに挑んだ新本は手数、スピード、パワーすべてで圧倒され1―16の大差判定負け。

 銅メダルに終わり「相手が強かった。パンチが当たらなかった」と厳しい表情を浮かべた。12年ロンドン五輪ではこの階級を含めた3階級が採用される。「ロンドンにつながる大会にしたかった。メダルは自信になるけど、差を埋めないと」。牛丼チェーン店で深夜バイトをしながら競技を続ける23歳は「できるだけボクシングに注いでいく」と前を向いた。

続きを表示

2010年11月25日のニュース