白鵬、魁皇、豊ノ島の3人が1敗守る

[ 2010年11月25日 18:20 ]

白鵬が小手投げで栃煌山を下す

 大相撲九州場所12日目は25日、福岡国際センターで行われ、横綱白鵬が関脇栃煌山を左小手投げで退けて1敗を守った。栃煌山は8敗目。大関把瑠都と平幕豊ノ島の1敗対決は、豊ノ島が左下手ひねりで勝った。大関魁皇は白馬を寄り切り、11連勝で1敗を堅持。1敗のトップは白鵬、魁皇、豊ノ島の3人になった。大関琴欧洲は関脇鶴竜に突き落としで敗れて4敗目を喫した。鶴竜は6勝6敗。

 白鵬は栃煌山の突進に後退し、場内をひやりとさせながらも小手投げで10連勝。苦笑いを浮かべた横綱は「立ち合いがしっくりいかなかった」と反省しながらも「体は動いている。苦しい体勢でも残すのが横綱相撲で、そういう意味ではよかった」と動きのよさを強調した。
 13日目は1敗で並ぶ魁皇と対決。「大関は地元だし、最近ではあまりない(状態)」と2日目から11連勝を続ける相手を警戒した。

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2010年11月25日のニュース