鈴木が銅メダル「最後はこげなかった」

[ 2010年11月25日 11:59 ]

男子スプリント・カヤックシングル1000メートル決勝で3位になった鈴木康大

 【広州アジア大会】カヌーのスプリント6種目の決勝を行い、男子カヤックシングル1000メートルの鈴木康大(滋賀レイクスターズ)がこの種目で日本勢初の銅メダルを獲得した。日本は水本圭治(大正大)渡辺大規(立命大)の同カヤックペア1000メートルと柿崎史穂(群馬県体協)大村朱澄(早大)久野綾香(久野製作所)鈴木祐美子(ベストアメニティ)の女子カヤックフォア500メートルでも3位になった。

 ▼鈴木康大の話 最後はまったくこげなかった。現地入りしてから一番強い追い風で波がすごかった。後半の持続力が課題。

 ▼柿崎史穂の話 自分の力がないと反省が残った。4人でやる練習が不足した。初のアジア大会で心残りもある。

 ▼大村朱澄の話 予選がないので相手の国がどう出るのか分からなかった。リズムを崩さないことを心掛けた。

 ▼久野綾香の話 ベストを尽くそうと思ったが、3着には納得していない。中国の次には入りたかった。五輪選考会まで1年しかないので、よく考えたい。

 ▼鈴木祐美子の話 日本の艇が中国に届かなくて、タイのを借りて挑んだ。そういうアクシデントもあったが、あきらめずに戦った。(共同)

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2010年11月25日のニュース